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これまで私たちの医療の現場で欠かせなかった**「健康保険証」**。
しかし近年は、**マイナンバーカードとの一体化(マイナ保険証)**が進められており、
「紙の保険証はいつまで使えるの?」「完全に廃止されるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
政府は紙の保険証を段階的に廃止する方針を示しており、
今後の医療制度に大きな影響を与えるテーマとなっています。
この記事では、紙の保険証がいつまで使えるのか、その背景と今後の対応方法について、医療制度に精通した視点からわかりやすく解説します。
まだマイナ保険証に切り替えていない方も、ぜひ参考にしてください!
🗓 紙の保険証の「原則廃止」はいつ?政府の方針を確認
2022年以降、政府はデジタル化推進の一環として、
**「健康保険証の原則廃止」**を発表しました。
当初の予定では、2024年秋に紙の保険証を廃止する方針が示されていましたが、
その後、制度運用や現場の混乱を考慮し、移行に柔軟な猶予期間が設けられることになりました。
【📌最新の基本方針】
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原則として2024年12月2日以降、現行の紙の保険証は発行停止
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ただし、一定期間は**「経過措置」として最大1年間利用が可能**(=2025年12月頃まで)
つまり、2025年の年末までは紙の保険証を使える可能性が高いということです。
ただし、これは**「新たに発行されるもの」ではなく、すでに発行されている保険証に限る**点に注意しましょう⚠️
✅ まだ紙の保険証を使い続けることはできるの?
はい、現時点では紙の保険証を引き続き使用することは可能です。
以下のような状況にある方には、当面のあいだ紙の保険証が発行・使用されます👇
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マイナンバーカードを持っていない方
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マイナ保険証の利用登録をしていない方
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高齢者や子どもなどのマイナカード取得が難しい方
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医療機関側がマイナ保険証に対応していない場合
ただし、2024年12月以降に保険証の更新がある場合、原則として新規発行は停止される予定です。
そのため、これから徐々にマイナ保険証へ切り替える準備を進める必要があります。
🆔 マイナ保険証へ移行するための準備とは?
紙の保険証が廃止される流れを踏まえると、
今のうちにマイナンバーカードを保険証として使えるように登録しておくことが重要です📝
【マイナ保険証への登録方法】
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マイナポータル(スマホ・PC)から登録
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医療機関の受付端末から登録
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コンビニのマルチコピー機(対応機種)から登録
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市区町村の役所窓口での登録も可能
登録が完了すれば、医療機関の受付でカードをかざすだけで保険資格が確認できるようになります📲
また、医療費控除や薬歴の確認も簡単にできるようになるため、利便性が大幅に向上します。
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🏥 まだマイナ保険証が使えない医療機関もある?
現在、マイナ保険証に対応している医療機関や薬局は増えているものの、
すべての医療機関が対応しているわけではありません。
特に、小規模クリニックや地方の医療機関では、
導入が間に合っていないケースも報告されています。
そのため、マイナ保険証を登録していても、紙の保険証を併用して持ち歩くのが安心です👜
【💡ワンポイント】
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「マイナ受付対応医療機関」は、厚生労働省の公式ページなどで検索可能
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医療機関に行く前に確認しておくとスムーズです
📝 まとめ:保険証の「いつまで?」に備えて、今できることを!
紙の保険証がいつまで使えるのか、
現時点での結論は以下の通りです👇
✅ 2024年12月で新規発行・更新は原則停止
✅ 2025年12月までは経過措置で利用可能(予定)
✅ マイナ保険証への移行登録は必須になる流れ
✅ 未対応の医療機関もあるため、紙の保険証の携帯は当面継続がおすすめ
つまり、完全廃止ではなく、段階的な移行が進められている状況です。
そのため、慌てずに制度の動向を確認しつつ、
今のうちにマイナンバーカードの取得と登録を進めておくことが賢明です✨
家族の分も含めて、早めの準備をすることで、
急な体調不良や医療機関の受診時にも安心して対応できます😊


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